Compositor: Asagiri Hiroki
すいそうのなかでもがいてしんだ
きんぎょをびょういんにつれてかなくちゃ
きみのことをけしてしまうまえに
きえないてんてきのきずあと
さめないえいえんのゆめはまだ
あけないよるはないと
わたしをたのしげにおとし入れる
しんぎわにすこしおどりませんか
さいごくらいゆうがにどうですか
できあいのぎぜんはりつけて
しあわせなふりをしましょう
はくいをきたかおのないひと
えがおでうそをつくひとです
あかないまどにいつもなにか
はなしかけているんです
しんぎわのよるにひみつのらんでぶー
さいごだからおしゃれにどうですか
どくちゅうのますいやくで
はやくけっちゃくをつけてください
くらいろうかをあるく
はれはいまだひかないまま
"いっしょうにいちどのお願い\"なんて
いまくちにしたらわらっちゃうよなあ
えいえんのそのさきの
でぐちのないさばくのなかで
"しぬときくらいそばにいてよ\"なんて
じぶんかってかなっておもう
おもいたったがきちじつ
そんなひはこない
きえないおもいでのなかには
けせないきずがあるけれど
なぜがわたしのむねは
おどろくほどにみたされていく
しんぎわにきすをしませんか
さいごくらいないてもいいですか
まどからみえるあおいそらは
だれかのしあわせをうつした
きみもきっとくるしんでたね
あふれでるちをこらえてまで
せいけつなへやはいつも
おそろしくだどんでいたから
もうおわりださよなら、またどこかで
ひるいなきやみにしずんでいく
きみのこえだけがかろうじて
きこえたきがしたなつのひ
くらいろうかをあるく
からだはもうかるくなって
そそぎこまれたつくりもののえいようは
すべてむだにおわりました
ほうたいとしょうどくで
すべてきれいにしてください
"しぬときくらいそばにいてよ\"なんて
じぶんかってかなっておもう
でもそのねがいはかないました
ありがとうございました
げんじつはいつもひじょうで
わたしのじかんはとまります
いまどこかでうまれたいのちの
きせきとざんこくさよ
わたしのいたまちがとおくなっていく
かたみちのみにくい旅だ
きみのなまえはなんだっけ
すべてわすれていく